【考察】ジャングラーはどこを基点に戦うべき?
最近ジャングルをよくやるようになり「ジャングラーってどこを基点とすると勝ちやすくなるんだろう?」と思うようになりまして。
無駄に移動すると移動時間で経験値やキル関与率でどんどん遅れが出てしまうため、ある程度動く範囲を絞りたいんですよね。
稚拙ながら自分で色々と考えてみようと思います。
追記:12/20 20:54 まとめ、トップ-ミッド基点部に記述追加
基点別の利点
ミッド-ボット基点
ミッドとボットを軸にガンクしていくスタイル。
トップレーンへはトップ側ジャングルモンスターを倒す時にチャンスがある時だけ立ち寄る。
利点
その1
ミッドレーン、ボットレーンを有利にすることにより、ローム要員を野に放つことが出来る。
特にサポートを連れて動けるのが大きい。相手ジャングル内をコントロール出来るほか、トップレーンやミッドレーンへジャングラー+サポートという形でガンクできるようになる。
プレイヤーごとの戦力が一定ではないリーグ・オブ・レジェンドというゲームにおいてランチェスターの第二法則(※)を適用するのは乱暴すぎるが、3対1は3側がかなり余力をもって勝つことが出来る形である。
※戦闘力=個々の戦闘力×兵数の二乗という方程式。3対1だと戦闘力比は9対1であり、3側が8の余力を持って勝てるという話であるが、基本的にソロレーナーは戦闘力がサポートやジャングラーよりも大きいため、実際は8も余力が残ることは少ないと思われる。
その2
特にボットレーンにおいて、上手くガンクが刺さった場合に人数を活かしてタワーを破壊しやすく、またドラゴンの取得に繋げやすい。
中盤以降の戦闘力を向上させるインファーナルドレイクや、オブジェクトの取得を早めるマウンテンドレイク、レーニングやにらみ合いを有利にするオーシャンドレイクを取れると以後の展開を優位に進めることが出来るだろう。
クラウドドレイクは非戦闘時の移動速度向上。ロームやレーンへの復帰等に有効な効果ではあるが、他と比べるとやや優先度が落ちるか。
欠点
その1
カウンターガンクを考慮しない場合においても、ボットレーンへのガンクは3対2で当たることになるため、ソロレーンと比較して戦力比が小さく自身や自チームのプレイヤーが倒されるといった「紛れ」が起きやすい。
その2
自チームのトップレーナーが単身で優位を築けない、または相手からのガンクにより差が開いてしまった場合にCSの不利ないしタワーのファーストブラッドを先制される可能性が高い。
ただし、そもそも単身で優位を築けないプレイヤーの場合、助けても徐々に差を詰められる可能性があるため、費用対効果という面ではさほどよくないかも…?
その3
トップ-ミッド間と比較してワードの量が確実に多い。
タイミングを伺うためにキャンプする場所にワードがあると時間の無駄になる上に、相手にカウンタージャングルされてしまう恐れも。
トップ-ミッド基点
先程とは逆にボットレーンへはあまり立ち寄らず、トップレーン、ミッドレーンを中心にガンクしていくスタイル。
ボットレーンへのガンクはミッドレーナーへブルーバフを渡した際についでにする程度で。
利点
その1
自身やレーナーの体力が低い場合は別だが、ボットレーンへのガンクよりも「紛れ」が起きにくい。
ガンクを受ける相手は大抵の場合においてフラッシュを使う等逃げるために大きなコストを支払う必要がある。(若しくはスキルをオールインしてこちらを倒しきるか。)
その2
ソロレーンは一度差がつくと取り戻すのが難しいため、こちらのソロレーナーが一方的に育ちやすい。特にトップレーンは一度差が開くとボットレーン以上にCS差、レベル差をつけることが可能。
その3
ミッド-ボット間と比較してワードが確実に少ない。あってもコントロールワードとサイトワードが1個であるため、一旦デワードしてしまえば相手に辛いレーニングを強いることが可能。
その4
相手のトップレーナーにテレポートを消費させることにより、一方的なテレポートによるボットレーン強襲が可能。
また両者同時に飛んだ場合でも戦闘力的に優位。
欠点
その1
トップレーンへ姿をあらわす際にドラゴンを取られる可能性がある。
相手のジャングラーの場所を予測せずにダラダラとガンクするようでは良くない。
その2
(ゲーム時間20分以前)リフトヘラルドは取れると大きいが、ドラゴンと比較して討伐に時間がかかる上に効果が1プレイヤーのみ。
その3
トップレーナーが動きやすくなっても相手ジャングル内のコントロールという点ではやや小さめ。やはりサポートがロームできる環境を作るほうが早くゲームを決めやすいと思う。
まとめ
・差が付くと広がりやすいトップレーンと、差が付くとマップコントロール力が一気に上がるボットレーンどちらを基点にしても一長一短。
・どちらを選択するにしろ、ミッドレーンの優位を作るのは重要!
・どこにガンクするにしてもカウンターガンクには気をつけよう!
あとがき
サポートばっかりやってた身としては、サポートが野に放たれた時のリターンがどれほどのものか理解しているつもりなので、ミッド-ボット間を基点にしたいところ。
相手サポートが自由にうろちょろしだすと有効に動ける場所が一気に狭まりますからね…。
なお、自身がトップレーンをやる時は「さっさと味方ジャングラー来いや!」と思っている模様。人間というのはワガママな生き物ですね。(?)